豊田市民芸館
豊田とよたしみんげいかん
豊田市民芸館は、古陶磁研究家であり名誉市民でもある本多静雄氏ゆかりの施設。館内では、手仕事の美、民芸美が鑑賞でき、猿投古窯、挙母木綿など地域とつながりのある工芸講座をはじめ、数々の講座を開催しています。
民芸館の位置する、平戸橋公園の四季のうつりかわり、年4回開催される企画展示とあわせて、ものづくりの原点である手仕事の楽しさに触れることができます。
また、最寄の平戸橋駅近くには、クヌギ林に囲まれた本多氏の屋敷跡「民芸の森」があります。
林の中に点在しているユニークな収蔵品を観覧しながら森の中を散策すると、とても気持ちがいいものです。
春夏秋冬それぞれの魅力を見せてくれる林はもちろん、季節ごとに各種イベントも開催されているので、要チェックです!
「民芸の森」西三河ぐるっとナビスポット情報はこちら>>
__展覧会情報__
企画展「美しき手仕事 -新収蔵品を中心に-」
2024年4月9日(火)~6月30日(日)
本展では、「美しき手仕事」をテーマに、近年収集した手工芸品や寄贈を受けた資料を中心に紹介します。第一民芸館では、日本民藝館展(年に一度開かれる全国公募の新作工芸品展)の優品、絞り染めなどの染織品、手漉き和紙やざぜち(切り紙)などを展示。第二民芸館では、故髙松静男氏が収集したアイヌの工芸品や瀬戸の石皿、そば猪口など、300 点を超える資料の受贈を記念して、多数の優品が含まれた髙松コレクションの中から厳選した作品を紹介します。
民藝運動の創始者・柳宗悦(1889-1961)は、著書『手仕事の日本』のなかで、「手はただ動くのではなく、いつも奥に心が控えていて、これがものを創らせたり、働きに悦びを与えたり、また道徳を守らせたりする」と語りました。この展覧会を通じて、こうした手による仕事がいかに大切な意味をもつのかを、あらためて省みる機会となればと思います。
[観覧料]一般300円/高大生200円
※ 中学生以下と豊田市内在住の70歳以上、障がい者は無料(要証明)
※ その他減免は公式サイトをご確認ください
基本情報
- 所在地
- 〒470-0331 豊田市平戸橋町波岩86-100
- 料金
- 入館無料
※ 展覧展は有料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください - 営業日・時間
- 9:00~17:00
※ 2024年4月からは9:30~17:00 - 電話番号
- 0565-45-4039
- 駐車場
- 無料・130台(前田公園駐車場)
- トイレ
- 有
- 定休日
- 毎週月曜日(ただし祝日は開館)、年末年始
- 公共交通機関でのアクセス方法
- 名鉄三河線「平戸橋」駅から徒歩約15分
- 車でのアクセス方法
- 猿投グリーンロード「枝下IC」より約10分
- 関連サイト
-
豊田市民芸館 公式サイト