初めての星空観察 Vol.1 | 特集/コラム | 【公式】豊田の星空観察

初めての星空観察 Vol.1

  • 掲載日:2023/02/06

星(星座)の探し方、観察のポイント

スターウォッチングに必要なアイテムと、冬は防寒着やカイロ、夏は虫よけグッズ、それに夜食を車に積んで出かけよう。
いつもとは違うちょっとロマンチックな夜のドライブになること間違いなし。
目的地に到着して車から飛び出すと、そこは降るような星たちが輝くファンタスティックワールド。あなたを最高にぜいたくな癒しの世界へと案内してくれることでしょう。

スターウォッチング七つ道具

満天の星空の下、星をひとつひとつたどって星座を探すのはロマンチックでとても楽しい。
しかし、何も準備なしでは地図や磁石を持たずに山の中を歩くのと同じこと。星座を見つけられないどころか、宇宙の迷子にもなりかねません。
星座探しに出かける前に、スターウォッチング七つ道具をそろえましょう(最近はスマホがあればOKかも)

(1)星座早見盤
見たいときの星空の様子を簡単に教えてくれるのが星座早見盤。星の高度が読み取れる高度目盛付きがよい。
→星座早見盤の使い方

(2)時計
星座は時刻によって位置が変わるので時計も必要。小型の照明付きのものが最適だが「分」までわかればOK。

(3)方位磁石
方位がわからないと星座は探せない。方角を知るには方位磁石がいちばん。

(4)懐中電灯
夜の活動には明かりが必要。でも強力なライトは明るすぎて星が見えなくなってしまう。小型のライトが目にやさしい。明るすぎるときは赤いセロファンで減光しよう。
体に取り付けられるヘッドライト型、クリップ式、首にかけられるタイプなどが便利。気に入ったものを選ぼう。

(5)星図・ガイドブック
地球に例えるなら、星座早見盤は世界地図。日本地図のように狭い範囲を詳しく示したものが星図。
あわせて、お目当ての星座の探し方や見所が載ったガイドブックもぜひ携行したい。

(6)双眼鏡
星があまりよく見えない都市部での観望や透明度が悪いとき、星座を探すのに便利なのが双眼鏡。倍率が低くて実視界が広いものがよい。
→双眼鏡の選び方・使い方

(7)夜食
スターウォッチングのもう一つの楽しみが夜食タイム。冬場はもちろん、夏場でも温かいものがいい。愛情いっぱい手作りが最高だが、コーヒーやスープ、それにカップラーメンが簡単でいいだろう。お湯と箸を忘れないこと。

スターウォッチングのマナー

スターウォッチングは、夜の暗いところで楽しむレジャーです。
ここでは、星空を眺める人たちがお互いに気を付けなくてはいけない基本的なマナーをご紹介します。

観望場所

立ち入り禁止場所や危険箇所でのスターウォッチングは、絶対にやめましょう。
特に夏場は、草むらや茂みに立ち入るのはやめましょう。野生動物にも注意。
観測する場所は、明るいうちに必ず下見をしておきましょう。

車のヘッドライト

星が美しく見える場所では、すでにスターウォッチングを楽しんでいる人がいるかもしれません。
必ずロービームにして、駐車場に車を止めたら速やかにライトを消しましょう。

懐中電灯(小型のライト・スマホ)

移動の際に足元を照らしたり星座早見盤やガイドブックを見る際に使う懐中電灯(スマホ)は、星空や人に向けず、下を向けて使いましょう。
必要以上に明るくないものが理想です。

声・音

夜間なので、大声や大きな音は出さないようにしましょう。
※ 旭高原元気村では、宿泊利用者も施設を利用しています。日帰りで利用する場合、消灯時間の22時以降の利用はご遠慮ください。

お湯を沸かしたり、暖を取ったりする場合は、所定の器具を使いましょう。直火での焚火は厳禁です。
火気厳禁の場所(旭高原元気村の駐車場など)もあります。必ず事前に確認しておきましょう。

ゴミ

食べ終わった容器やペットボトル、缶、使い捨てカイロ、乾電池、包装紙などあらゆるゴミは、必ず持ち帰りましょう。

その他

路上や駐車場でのマナーを守るなど、他の観望者の迷惑になる行為はやめましょう。
木の枝を折るなど、観望場所を荒らさないようにしましょう。

服装・持ち物(季節ごと)

スターウォッチング用の服装は特にありませんが、星がよく見える高原等での夜間のレジャーなので、夏でも冷えることがあるので注意。
少なくとも軽装はやめましょう。

春・秋

長袖・長ズボンに加え、セーターやウインドブレーカーを用意しましょう。
足元は、厚手の靴下に靴が安心です。

長袖・長ズボンに加え、薄手のジャンバーを用意しましょう。
足元は、サンダルやぞうりではなく靴を履きましょう。
虫よけスプレーや蚊取り線香も必須です。

フード付きダウンジャケット、オーバーズボン(ズボンの上に重ねて履く防寒・防風用ズボン)を用意しましょう。
靴下は厚手のもので重ね履き、靴はスノーシューズ等の厚底のものが良いでしょう。
手袋やカイロも必須です。旭高原元気村では-8度以下になることもあります。

初めての星空観察 Vol.2

・道具の使い方


初めての星空観察 Vol.3

・撮影のコツ

・キャンプ泊をしながらの星空観察

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