【コラム】月を見よう | | 【公式】豊田の星空観察

【コラム】月を見よう

  • 掲載日:2023/04/07

太陽と共に私たちにとって最も身近な月。月は地球のまわりを回る衛星で、地球に最も近い天体だ。そのために地球にいろいろな影響を与えている。たとえば潮の満ち引きは、海水が主に月の引力によって引っ張られるために起こる。また生物の生活リズムは月の公転周期の影響を受けていると言われている。こんなに身近な存在の月だが、月はどのように誕生したかは、よくわかっていない。最近有力になってきた説は、ジャイアントインパクト説。太陽系が誕生したころ、地球に火星ぐらいの大きさの原始惑星が衝突して、飛び散った地球の物質と粉々になった原始惑星の破片が、ふたたび集まって月になったという。

満ち欠けする月

月は太陽の光を反射して輝いているので、地球のまわりを公転するにつれ、輝いて見える部分が変化する。これが満ち欠けだ。地球から見て月が太陽と同じ方向にある(太陽と月の黄経が等しくなる)ときが新月または朔で、月の夜の部分が地球に向いている。月と太陽の黄経差が90°のときが上弦、180°のときが満月、270°のときが下弦となる。これを約29.5日の周期で繰り返す。
月齢は、新月を0としてその時点から経過した日数のこと。たとえば新月から12時間後の月齢は0.5というように、1日未満は小数で表わす。

月の地図

  • 月の地図
    月の地図

月の表面はクレーターと呼ばれる穴ぼこだらけだが、他にも海と呼ばれる黒っぽい平らな部分がある。これはクレーターが大規模な溶岩流によって埋め尽くされてできたものだ。また、月には山脈や谷もあって、多くは小型の天体望遠鏡で見ることができる。

月面図名称リスト

A.豊かの海         1.アウトリクス       21.コペルニクス
B.危機の海         2.アトラス         22.シッカード
C.神酒の海         3.アリスタルコス      23.ジャンセン
D.静かの海         4.アリスティルス      24.シラー
E.晴れの海         5.アリストテレス      25.ティコ
F.雨の海          6.アルキメデス       26.ティオフィルス
G.中央の入り江       7.アルザッケル       27.バイイ
H.湿りの海         8.アルバテグニウス      28.ピタゴラス
I.嵐の大洋         9.アルフォンスス       29.ピッコロミニ
J.虹の入り江        10.アレキサンダー     30.ヒッパルコス
K.アルタイの崖       11.エウドクソス        31.プトレマイオス
L.タウルス山脈       12.エラトステネス       32.プラトー
M.ヘームス山脈       13.カタリナ         33.ブリアルドス
N.アルプス山脈       14.カッシニ         34.ペタビウス
O.コーカサス山脈     15.ガッセンディ        35.ヘロドトス
P.アペニン山脈      16.キリルス          36.ポシドニウス
Q.カルパチア山脈     17.クラビウス         37.マギヌス
R.アルプス谷       18.グリマルディ        38.ラングレヌス
S.アリアディウス谷     19.クレオメデス        39.ロンゴモンタヌス
T.ヒギヌス谷        20.ケプラー          40.ワルター
U.シュレーター谷
V.レイタ谷

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