三州足助屋敷特集 | 【公式】愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」
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手仕事を、知る。

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三州足助屋敷特 集

Sanshu Asuke Yashiki

Passing on Traditional Handicrafts to Today's Generations
Through Demonstrations and Hands-On Experiences

ここの手仕事は
民芸でも伝統工芸でもない
自分の生活に必要なものは自分でつくる
健(したた)かな山の生活が甦っただけなのだ

三州足助屋敷
ポリシーより一部抜粋

三州足助屋敷の
魅力とは・・・

About
Sanshu Asuke Yashiki

しっかりと編み込まれた竹籠、味わいのある竹の傘、素朴な木の器…その美しい手仕事の品々に感嘆の声をあげると、目の前で実演する職人たちは皆、「昔は当たり前のこと、誰にでも作れるものですよ」と事もなげに言います。三州足助屋敷では、明治~昭和30年頃の中山間部の農家の暮らしを再現していますが、かつての分業制が崩壊している今、職人は、ほとんどの工程をひとりの手で行っています。竹を切りに行くこと、木を乾燥させることから始まる手仕事には、豊かさの本質を見ることができます。

三州足助屋敷の成り立ち

三州足助屋敷の成り立ち

夏は田畑、冬は森で働く伝統的な三河の山暮らしは、昭和30年頃の高度経済成長期に、機能的で便利な都市の暮らしへと移り変わります。仕事のなくなった職人たちは、山を下り、実入りの良い自動車工場で働き始めるようになりました。このままでは、大切にしてきた山の暮らしや風習が消えてしまう―そう危惧した足助町が、誰よりも地元の人の誇りを取り戻すために建てたのが、生きた民俗資料館「三州足助屋敷」です。民芸でも伝統工芸でもない、手仕事に宿る本物の知恵とぬくもりを感じてください。

三州足助屋敷の成り立ち
  • 三州足助屋敷の成り立ち
  • 三州足助屋敷の成り立ち
香嵐渓内にできた理由

香嵐渓の中にある村屋敷

日本屈指の紅葉の名所・香嵐渓の中に、三州足助屋敷はあります。豊かな自然の中にそっと存在する、明治から昭和初期の屋敷や職人小屋、職人たち…ここに来ると、まるでタイムスリップしたような世界が広がり、心を満たしてくれます。少し歩けば、宿場町として栄えた伝統的な街並みも。そのままにしていれば、廃れていったであろう大切なものたちをここに集め、足助一帯は美しく昔懐かしい雰囲気を味わえる稀有(けう)な観光地として、訪れる人たちを魅了し続けています。

香嵐渓内にできた理由
  • 香嵐渓内にできた理由
  • 香嵐渓内にできた理由
職人・手仕事・販売商品

職人・手仕事・販売商品

  • わらぞうり
    わらぞうり

    わらぞうり

    稲刈りの後の大切なわらを使って、
    職人が心を込めて編む「わら細工」

    わらとは、お米を収穫した後に残る茎の部分を、天日に干して乾燥させたものです。稲刈りが終わり冬になると、昔の人たちはこれを大切に保存し、わらぞうりやわらじなどの履物、蓑(みの)などの衣類、ムシロなどの敷物、わら縄やしめ縄などの紐類など、暮らしに必要な様々なものをわらで作りました。
    屋敷では、職人たちがわらを編む様子を見学できます。「わらぞうり」「わらじ」「布ぞうり」など1品を1日かけて作る体験も行っているので、ぜひじっくりと昔暮らしを味わってみてはいかが。また、土産物には、ユニークな受験のお守り「願掛けわらじ」も人気。雪道や川の中を歩いても「滑らない」わらじにあやかったオリジナル商品です。

  • 機織り
    機織り(はたおり)

    機織り(はたおり)

    綿花を栽培して糸にして、
    女性はみんなでトントン機織る

    多くの農家ではハタゴ(織機)を置いてある部屋があり、そこで女性たちが機織り機で布を織って、家族の衣類を作っていました。そのため、昔は「機を織れなくては嫁に行けない」と言われ、女性は幼いころから母や祖母から機織りを教え込まれたそうです。
    機織りの手順は、足元にあるペダルを踏むと縦糸の位置が変わるので、そこにシャトルで横糸を通し、筬(おさ)を手前に引いて横糸の位置をトントンとそろえます。その後、縦糸の位置を足元のバーで踏みかえて横糸を通し、再び筬でトントン。これを繰り返していくと、およそ2~3週間で一反(約11~12m)を織ることができます。
    機織りの糸も、それぞれの家で綿を栽培して実を収穫して糸にしたものを使っていました。紡いだ糸は、紺屋で藍染めにしてもらったり、各農家で草木を煎じたりして、色糸に染めます。
    手織りの木綿の魅力は、しっかりとしていながら柔らかく、温かい感触の布に仕上がること。これは、横糸が1本1本違う長さになっているためです。家族のために作られた野良着や普段着は、多くの兄弟が着まわせるほど、とても丈夫なものだったそうです。

  • 桶屋
    桶屋

    桶屋

    寸分違わぬ正確な削りは
    桶屋ならではの“正直”な作業

    ほのかな木の香りが心地よい木桶。ごはんを入れるおひつや風呂桶などの木桶は、柔らかく加工に適した椹(さわら)という木を使って作られます。樹齢200~300年の椹を、必要な寸法に小割して天日干し。木を扱う仕事は、まずこの工程がとても重要です。
    また、使う道具も多く、材料を丸みに合わせて割る「割り鉈(わりなた)」や、材料の表面を荒く削る「セン」のほか、大小さまざまなカンナを使いますが、なかでも側板同士が接する面を削る「正直鉋(かんな)」は、桶の良し悪しを左右するとても重要な道具。正直鉋でうまく精度が出ていないと、きれいな円形にならないというだけでなく、漏れの原因になってしまいます。
    祝櫃(いわいびつ)など特別な桶には、昔ながらの「竹の組たが」(たけのくみたが)をはめます。手作りの桶は丈夫ですよ。たがをしながら長く使ってください。

  • 傘屋(傘骨作り)
    傘屋(傘骨作り)

    傘屋(傘骨作り)

    まるで1本の竹のように見える
    計算し尽くされた骨組の美しさ

    和傘は、数ある工芸品の中でも複雑を極め、100を超える工程があるといわれています。かつて分業制だった時代には、十数人の職人の手によって、数か月かけて1本の傘を作っていましたが、屋敷ではふたりの職人がそれぞれ「骨師」「張り師」として和傘を制作しています。
    屋敷の骨師は、日本最大の和傘の産地として知られる岐阜で修業し、技術を覚えました。
    和傘の骨は、1本の竹から作られており、傘の姿が生えている竹のように見えるのが理想といわれています。
    その芸術的な丸みは、まず骨となる竹の表面に印をつけ、均等に割り、再びもとの並び順に戻していくことでできあがります。また、傘を押し広げるための子骨も同じ方法で作られており、骨組みという繊細で緻密な美しさに魅了されます。
    屋敷では、和傘を身近に愉しめる照明スタンドなど和のインテリアも人気です。

  • 傘屋(傘張り)
    傘屋(傘張り)

    傘屋(傘張り)

    開いて花、閉じて竹
    職人の技を結集した和傘の魅力

    骨組みに沿って、和紙を張っていく「張り師」。しかし、紙を傘に張っていけばいいというものではありません。先へ行くほど狭くなる骨間に紙をたたみこむことが非常に難しく、屋敷の張り師が修業を始めた頃は、のりの配合を間違って、しわが寄ってしまったり、骨から浮き上がって形が崩れたり、紙が破れたり…と、何度も何度も失敗したそうです。閉じたり開いたりという動きに耐えうる傘張りは、30年培った職人ならではの技術でしょう。
    こうして張り上がった雨天用の傘は、防水のために油を塗って、天日で乾燥させます。油を吸収して和紙は透明度を増し、まるでステンドグラスのよう。晴れの日だけに見える柔らかな光の色、雨の日だけに聞こえる雨音…和傘の美しさは、日本の美そのものですね。

  • 紙すき
    紙すき

    紙すき

    小原和紙の流れを汲む足助の「三河森下紙」
    男性の冬の仕事として定着

    豊田市の和紙といえば、室町時代に小原で始まったという「小原和紙」ですが、足助では、その小原和紙の流れを汲むものとして、明治期から「三河森下紙」が作られるようになりました。三河森下紙は、コウゾ100%の純生漉和紙。2枚すきのため、とても丈夫で、主に障子や番傘の紙に使われました。
    足助では、農家の冬場の仕事として、女性ではなく男性がすいていたそうです。大正期には、すいた和紙を乾かす大型の温熱機も導入され、本格的に行われていました。
    紙すきの仕事は、まずコウゾの皮を大釜で煮て柔らかくして、水にさらした後、手でゴミをとり、機械で繊維を細かくします。ここに、トロロアオイの根をすりつぶして作った粘り気のある「ねり」という液体を水の中に入れるのですが、このようにとろみをつけることによって、コウゾがまんべんなく水と混ざり、上手にすくことができるのです。最後に乾燥させたら、いよいよ三河森下紙が完成。
    現在、屋敷では女性の職人が技を受け継ぎ、三河森下紙を作っています。丁寧な仕事によって作られた和紙は、屋敷の番傘や、足助名物「たんころりん」などに使われています。

  • 炭焼き
    炭焼き

    炭焼き

    SDGsな山暮らしに不可欠な炭焼き
    窯の火と対話しながら炭を焼き上げる

    山に入って木を切り出し、窯で木を焼いて、炭を作るのが炭焼きの仕事。雑木山の手入れにもつながる炭焼きは、山里の冬の仕事でした。
    炭には白炭と黒炭がありますが、屋敷で作っているのは、着火しやすい「黒炭」。樫(かし)を中心に、楢(なら)やあべまきも焼いています。
    炭焼きの仕事は、窯の中に木を並べ、入口をふさぐ「窯詰め」に始まります。窯の入り口付近で薪を焚き、窯の中の温度を上げ、材料に着火するのを待つ「口焚き」をした後、時間をかけて丁寧に炭にしていきます。
    およそ炭になった頃合いを見て、さらに窯の温度を上げるために「精錬」を行い、青い煙が窯からのぼるのを見て窯を止めます。その後は、自然に温度が下がるのを待ち、窯の口を開けて取り出します。
    炭ができるまでにおよそ10日。1回で300~360kgもの炭ができあがります。できた炭は販売されるほか、五平餅や鮎の塩焼き、珈琲の焙煎にも使われます。

  • 鍛冶屋
    鍛冶屋(かじや)

    鍛冶屋(かじや)

    熱しては叩き、鍛え上げていく…
    炎と鉄に一途に向き合う伝統の技

    足助にはかつて農具や山仕事の刃物を扱う30もの鍛冶屋があり、通りはいつも刃物を打つカーンカーンという音が響いていたといいます。
    現在は、江戸末期より続く広瀬重光刃物店1軒のみ残っています。広瀬重光刃物店は、鉈や鎌、鍬など山仕事で使われる野鍛冶として始まり、昭和27年には政府依頼の講和記念の日本刀も作るなどの大仕事も行ってきました。
    屋敷で鍛冶職人として腕を振るうのは、7代目足助重光(広瀬友門氏)。
    包丁を作るには、材料の切り出しに始まり、鉄と鋼を接着する「鍛接(たんせつ)」、鍛接した材料を打ち鍛える「鍛造(たんぞう)」、形を整える「荒仕上げ」、高温に熱した材料を急冷、その後熱を加える「焼入れ・焼戻し・ならし」、形を整えて刃を付ける「研ぎ」、「柄付け」など、様々な工程を経てようやく完成します。こうしてできた包丁は、その後も何度も研ぎ直しながら、長年使えます。握った感触も切れ味も抜群なので、料理好きな人へのプレゼントとしても人気があります。

  • 篭屋
    篭屋

    篭屋

    作り手の工夫から生まれた
    多種多様な機能性やデザイン

    足助は、上質な竹が豊富にとれたため、竹の産地として各地に出荷していました。竹には、真竹(まだけ)、淡竹(はちく)、黒竹(くろちく)、雲紋竹(うんもんちく)など様々な種類がありますが、一般的に良く使われていたのが真竹です。
    篭やザルなど数多くの竹製品は、暮らしの必需品であり、足助では、それぞれの家庭で必要なものを作っていたそうです。
    竹を割って、細く薄くしたものをヒゴといいます。秋になると、ヒゴとして加工しやすい節の長さが丁度良い竹の準備が始まります。冬の間は、それらの竹を目的のものに合わせた太さに切り揃え、様々な道具を編みます。
    竹篭のしっかりとした網目は、長い年月が経ってもほつれにくくて丈夫。もしほつれても、同じ竹を使えばすぐに補修できますし、使いこむほどに味わいが増すのも魅力です。
    編み方は数えきれないほどあり、工夫次第でどんな形にでもできないものはないと言われるほど。また、そのデザインもとても美しいものです。

  • 木地屋
    木地屋

    木地屋

    100年超える木で100年愛される器を
    木地師が作る美しい木の器

    木地師は、ろくろを使って、木の盆や椀などまるいものを作る職人のことをいいます。
    彼らの起源は、文徳天皇(827~858年)の第1皇子惟喬(これたか)親王が、近江国小椋庄に住んで、ろくろの使用を教えたことと伝わります。木地師は、御料林の木を伐採できる特権を持ち、集団で山に小屋建てして、里山に下りては生活に必要なものと交換しながら、山から山へと渡り歩く生活をしていました。
    江戸末期から大正末期には、段戸山(設楽町)に木地師の一団が来て住居を構え、木地の生産を始めたという史料が残っています。そのうち明治期になると、利便性から里に定住を始め、足助でも東部地区を中心に幾多の木地師が活躍していました。
    木地屋の仕事は、削って形を作ることがメインのように思われますが、実は、削る状態まで材料を準備することがとても大事であり、手間のかかることです。ケヤキ、トチ、センなどの木を製材し、木地にまるめて乾燥させる、中挽きして再び乾燥させ、仕上げ挽きをする…これらの1~2年がかりの工程を、彼ら木地師が専門的に行うからこそ、一般家庭でも広く使われることができました。また、こうして手間をかけた木の器は手入れをしながら長年使い続けることができるため、一生ものの道具として愛されてきました。
    屋敷では、木地師の伝統を受け継ぐ職人が、手仕事の様子を見せてくれます。
    木目の美しさを活かし、えの油(エゴマ油)だけで仕上げる茶盆やパン皿。ふっと心を緩ませる、かわいらしいリンゴ型のペーパーウエイト。そのままでも何とも言えず美しいけれど、使い込むほどに深みを増す味わいや色合いを楽しむのも素敵ですね。

  • 紺屋
    紺屋

    紺屋

    藍染液はまるで生き物
    手間暇かけて深い藍色に育てる

    江戸中期に全盛期を迎えたという草木染の技術。それぞれの村には、紺屋と言われる染物屋があり、家庭で作った糸を紺屋に持ち込んで染めてもらっていました。藍染めの布は抗菌性や消臭性に優れているので、着物や帯のほかにも、「おむつ」や、虫よけのため「もんぺ」などあらゆるものに重宝されました。
    屋敷では、薬品を使わず灰汁で色を出す「自然灰汁(あく)発酵建て」という江戸時代からの技法で、本格的な藍染めを行っています。
    屋敷にある2つの大きな甕(かめ)に入っているのは、灰汁、すくも、消石灰を入れて作った藍染液。「すくも」とは、藍の葉を乾燥させて水をかけて発酵(=建てる)させたものです。
    建てた藍は生き物と同じであり、その扱いは熟練を要すもの。発酵の具合によって染まり方が変わってしまうため、時々、酒や小麦粉を練ったものを加えたりしながら、状態を調整しています。
    瓶の液に布を浸してから持ち上げると、みるみるうちに美しい藍色に染まり、まるで手品を見ているようです。

  • 竹細工(竹とんぼ)
    竹細工(竹とんぼ)

    竹細工(竹とんぼ)

    昔遊びの定番「竹とんぼ」
    削り方、飛ばし方でヒーローが生まれる

    竹を削って作る昔のおもちゃ、竹とんぼ。
    足助の子どもたちは、豊富にあった竹材で自分好みのおもちゃを作っては、出来を競って遊んでいました。
    さてこの竹とんぼ、作り方は簡単ですが、よく飛ばすためには、羽の角度が重要で、子どもの遊びといえど、作るのも飛ばすのも、奥の深い遊びです。
    まず竹板は、羽の回転が長く続くように、端が重く、中央が軽くなるように削ります。大切なのは、左右の羽のつりあい。竹串を通したものを立ててみた時、羽が平らになったところで止まれば、つりあいが取れているのでOK。傾いている時は、下がった羽の下側をやすりで少し削り、つりあいが取れるまで微調整します。竹板を温めて柔らかくした後、羽の両端を持って少しねじり、羽の中央の穴に竹串を通したら完成です。
    飛ばすときは、風のない日がおすすめ。飛ばす方向に人がいないか確認して、挑戦してみましょう。両手を合わせ、指の付け根の盛り上がっている辺りに竹とんぼの軸を挟んでこすり合わせて、利き手を一気に押し出す(反対の手はそのまま動かさない)と、勢いよく飛びます。竹細工の職人は、子どもたちの遊びの師匠。びっくりするほどよく飛ぶ「ウルトラ竹とんぼ」や「ガリガリとんぼ」など竹のおもちゃを作って、遊びの世界を広げてくれます。

暮らしの中から生まれた、美しい道具たち
それらを生み出す姿もまた、ひたむきで美しい

傘屋

傘屋

複雑多様な工程を伝え継ぐ

宿場町だった足助にはかつて傘屋が数件あり、番傘作りが盛んでした。歌舞伎や祭りの小道具に欠かせない番傘は100にも及ぶ工程があるといわれ、昔はすべて分業だったそうですが、ここでは2人の職人が分担。地元の真竹を切ってきて傘の骨を手削りし、屋敷で漉いた三河森下紙を張って作ります。

傘屋
傘屋
  • 和傘らんぷシェード(小)※照明器具は別売り
    【商品名】
    和傘らんぷシェード(小)※照明器具は別売り
    【料金】
    ¥4,950(照明器具は別売)
  • 日傘
    【商品名】
    日傘
    【料金】
    ¥23,650~
  • 小日傘(全長540mm 傘部435mm)
    【商品名】
    小日傘(全長540mm 傘部435mm)
    【料金】
    ¥37,400
木地屋

木地屋

木ごとに違う特性を見極める

ろくろを使って、椀や盆などの木器を作る職人を木地師といいます。はるか昔には、木地師は集団で活動し、良質な木を求めて山から山へ移動する生活をしていました。土地の村人から注文をとっては、山で木器を製造していたそうです。ケヤキやトチなどの広葉樹を使い、えの油だけで仕上げた器は、使い込むほど深い色あいに。メンテナンスをしながら使い続けられるのも魅力です。

木地屋
木地屋
  • りんごの形のペーパーウエイト
    【商品名】
    りんごの形のペーパーウエイト
    【料金】
    ¥2,200
  • 五郎八椀(小)
    【商品名】
    五郎八椀(小)
    【料金】
    ¥5,000
  • オイル仕上げのパン皿
    【商品名】
    オイル仕上げのパン皿
    【料金】
    ¥2,400
鍛冶屋

鍛冶屋(かじや)

真っ赤な鋼を槌(つち)で打つ鍛造(たんぞう)の技

足助にはかつて農具や山仕事の刃物を扱う30もの鍛冶屋があり、通りはいつも刃物を打つカーンカーンという音が響いていたといいます。現在は江戸末期よりこの地で7代続く広瀬重光刃物店1軒のみ残っています。7代目の仕事は屋敷の鍛冶屋で見学することができますよ。手作りの刃物は、握った感触も、切れ味も抜群によく、一生ものの道具として愛されています。

鍛冶屋
鍛冶屋
  • ナイフ(革ケース付き)
    【商品名】
    ナイフ(革ケース付き)
    【料金】
    ¥12,000~
  • 包丁
    【商品名】
    包丁
    【料金】
    ¥9,900~
  • 五寸釘ペーパーナイフ
    【商品名】
    五寸釘ペーパーナイフ
    【料金】
    ¥1,800/1本
篭屋

篭屋

手が生み出す編みのデザイン

昭和の家庭では、なんにでも使われてきた竹篭。足助は良質な竹の産地でした。屋敷の職人はその作り方を踏襲し、竹を切りにいくところから行います。手だけでなく足も使って編み込まれた篭は、編み目が美しく、丈夫で長持ちです。

篭屋
篭屋
  • 弁当箱
    【商品名】
    弁当箱
    【料金】
    ¥4,000~
  • 竹のドリッパー
    【商品名】
    竹のドリッパー
    【料金】
    ¥3,000
  • 盛かご
    【商品名】
    盛かご
    【料金】
    ¥6,000~
手仕事体験

手仕事体験

昔ながらの手仕事を体験してみませんか?

※全て税込価格です。
※別途、足助屋敷入館料が必要です。

お土産

お土産

あたたかさを暮らしに取り入れる

ゆったりとした時間の流れる屋敷で、古きよき手仕事の素晴らしさを味わったら、あなたの暮らしにも、ほんのちょっとその豊かさを取り入れてみては。ネット通販をしていないため、職人が作る様々な道具たちは、ここでしか手に入らないものばかり。ぜひ、お手に取ってみてください。

  • 【傘屋】和傘らんぷシェード(小)

    傘職人が1 本ずつ手作業で作るランプシェード。和柄の美しさと透かしのやわらかな光が心を和ませてくれます。結婚祝いや海外へのお土産に人気です。(照明器具は別売)

    【料  金】
    ¥4,950
    【注意事項】
    照明器具は別売り
  • 【傘屋】日傘

    受注生産のため、和紙の色、柄の好みなどお気軽にご相談下さい(名入れ、図案入れは別料金にて承ります)。納品は後日になります。サイズは、全長800mm 傘部500mm。

    【料  金】
    ¥23,650~
  • 【傘屋】番傘(雨天用)

    和紙にえごま油をひいてあるため、雨天時にも使えます。パラ、パラという軽快な雨はじきの音は、和傘ならではの魅力です。サイズは、全長750mm 傘部600mm。

    【料  金】
    ¥25,300~
  • 【桶屋】半切り

    酢飯作りや、ちらし寿司の盛り付けに重宝する木桶。このような浅い桶は、桶を半分に切った形に似ているので「半切り」と呼ばれています。

    【料  金】
    ¥6,000 (30㎝)
  • 【紙すき】もみじ入り和紙

    鮮やかな紅葉の葉を散らした手すき和紙に、香嵐渓の素敵な思い出を封じ込めて。ラッピングペーパーやブックカバーなど、使い方はいろいろ。

    【料  金】
    ¥500
  • 【紙すき】箸置き

    かわいらしい和柄の箸置き。「結び」は「縁を結ぶ」縁起のよいモチーフです。お祝いの席やお客様のおもてなしにいかが。

    【料  金】
    ¥100
  • 【紺屋】藍染め絞りのTシャツ

    絞り染めのTシャツ。藍染は、洗うほどに色が変わり、味わいを増してくるのが魅力です。

    【料  金】
    ¥2,500
  • 【紺屋】藍染め絞りの日傘

    洋服にも浴衣にも合う、涼しげでおしゃれな絞りの日傘。1点ものの商品です。

    【料  金】
    ¥7,600
飲食店

飲食店

桧茶屋
ひのきちゃや

桧茶屋
  • 桧茶屋
  • 桧茶屋

三州足助屋敷の周辺にある山菜や鮎、五平餅など山里の味を楽しめる食事処です。

詳細ページはこちら

炭焼き珈琲の店
堅香子
かたかご

堅香子
  • 堅香子
  • 堅香子

三州足助屋敷館内で焼いた炭で店内焙煎する香り高い珈琲が人気です。
テラス席では、川を眺め、ゆったりとしたひと時をお過ごしいただけます。

詳細ページはこちら

  • いこまいるとよた