現役大学生が始めたブリトー専門店「キングブリトー」 | コラム | 【公式】愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」
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現役大学生が始めたブリトー専門店「キングブリトー」

現役大学生が始めたブリトー専門店「キングブリトー」

「この辺には、ブリトー専門店がなかったんです。」
そう話すのは、テイクアウト専門店「キングブリトー」のオーナー。
現役大学生として経営学を学びながら、お店を切り盛りしています。
もともと海外の食文化に興味があり、オーストラリアでブリトーを食べてそのおいしさに魅了されました。その後、将来は就職ではなく、お店を持ちたいと考えていた時に、「ブリトー」の美味しさを思い出し、「この地域にはまだない。自分でやってみたい」という思いが芽生えました。
2025年秋に物件探しをスタート。
「内覧した時に、ここだと思って即決でした。」
アルバイトで資金を貯めながら準備を進め、11月に契約。
そして約3か月後の2026年2月21日、「キングブリトー」をオープンさせました。


日本人が食べやすいブリトーを目指して

ブリトーとは、小麦粉のトルティーヤで肉や豆、野菜などを包んだ、メキシコ生まれの料理。見た目はラップサンドのようですが、一つでしっかりお腹を満たしてくれるボリューム感も人気です。
キングブリトーの魅力は、本場の良さを活かしながらも、日本人が食べやすいよう工夫されていること。
本来のブリトーにはパクチーなど個性的な食材が使われることもありますが、スパイスの配合を調整し、辛すぎない味付けに。豆の種類も食べやすいものを選び、日本人に親しまれる味を追求しています。
さらに、巻き方にもこだわりが。片手でも食べやすいよう、細長い形に仕上げています。

「冷めてもおいしく食べられるようにしたかったんです。」
ポークはじっくり煮込んでほろほろにし、脂身のバランスにも配慮。
ヘルシー系のチキンは、味をしっかり漬け込んでからオーブンで焼き上げるため、仕込みに2日かかっているそうです。
トルティーヤの皮も少し高価でも“もちもち食感”のおいしいものを厳選。
ソースの組み合わせも試行錯誤を重ね、今の味にたどり着きました。
ポテトも国産のいもの美味しさが感じられるものを選び、揚げ油には米油を使用するこだわりぶりです。


人気メニューは?

一番人気は「BEEF」。
ただ、「ポークを食べた方がリピートしてくださることも多い」とのこと。
チキンやヘルシー系もファンが多く、どれを選ぶか迷ってしまいそうです。
海外のお客様からはBEEFが人気で、「この味なら外国人でもおいしい」と好評をいただいるとのことです。
平日はビジネスマンも多く訪れ、土日はファミリーやカップルでにぎわいます。


「キング」の名前に込めた思い

店名の「キング」には、特別な意味があります。
実は、オーナーのおばあさまも以前お店を営んでおり、その店名が「キング」だったそう。
「その名前を使いたかったんです。」
ロゴデザインも自ら制作。家族の思いを受け継ぎながら、新しい挑戦を続けています。


経営学部で学びながら店主として奮闘

現在は大学の経営学部に在籍中。
授業は週1回のゼミが中心で、卒業論文にも取り組みながらお店を運営しています。
大学の友人たちが買いに来てくれることも励みになっているそうです。

「深く考えすぎなかったから、できたのかもしれないですね。」

よく「大学生でお店を始めるなんてすごいね」と言われるそうですが、本人は「たいしたことはやってないですよ」と笑います。

やりたいという気持ちを行動に移す勇気と、それを応援する家族の存在があったからこそ実現した挑戦なのだとオーナーの笑顔をみて思いました。
私自身も、その一歩を踏み出す大切さを見習いたいと感じました。


将来の夢はイートインのお店

今後の目標は、イートインスペースのある店舗を開くこと。

また、ケータリングにも柔軟に対応しており、これまでクラブイベントへの提供実績もあるそうです。まとまった数量の注文も、事前相談で対応可能とのこと。

現在は平日の利用を増やすため、平日限定メニューも検討中。

「高校生にももっと来てもらって、SNSで発信してもらえたらうれしいです。」

現役大学生だからこその行動力と柔軟な発想で生まれたキングブリトー。日本人にも外国人にも愛される一品を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。


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