自然は美しい
展示を見て最初に感じたのは、「虫って美しい」ということ。拡大写真で見る虫たちは、まるで宝石や彫刻のよう。羽の模様や体の色、形の一つひとつが驚くほど美しく、自然が生み出したデザインとは思えないほど個性的です。
さらに驚いたのは、拡大写真のすぐ前に展示されている実物の標本。
「えっ、これが同じ虫!?」
思わず声が出そうになりました。実物は小指の爪よりも小さいものも多く、肉眼では色や模様まではなかなか見えません。普段何気なく見過ごしている小さな虫たちが、実はこんなにも鮮やかで、不思議な姿をしていたなんて…。新しい世界を見つけたような気分になりました。
最近すっかり老眼鏡が手放せなくなった私ですが(笑)、この展示では本気で「メガネを持ってくればよかった!」と思いました。細かな標本をじっくり見るなら、老眼鏡や拡大鏡があるとさらに楽しめそうです。
そして、この展示は子どもたちにもぜひ体験してほしい内容でした。
会場では「昆虫探求図鑑を作ろう!」というワークシートを受け取り、バインダーを持って展示を巡ります。気づいたことや感じたことを書き込みながら、自分だけの昆虫図鑑を完成させる仕掛けです。
さらに、実際の標本を虫メガネで観察しながらスケッチできるコーナーもあり、子どもたちが夢中になる姿が目に浮かびます。ただ「見る」だけではなく、「観察する」「考える」「描く」という体験ができるのが魅力です。
「ロケットを打ち上げる時代になっても、人間はハエ一匹つくり出せない。」
会場には養老孟司先生の言葉も展示されています。
思わず「たしかに」とうなずいてしまいました。
便利な世の中になっても、自然が生み出したものの精巧さや奥深さには、まだまだ人間はかなわないのかもしれません。
虫が好きな人はもちろん、「ちょっと苦手…」という人にもぜひ見てほしい展示です。見終わる頃には、虫を見る目が少し変わっているかもしれません。
大人は新しい発見を、子どもは自由研究や夏休みの思い出を。それぞれの楽しみ方ができる、おすすめの展覧会でした。
展覧会とあわせて「いこまいるとよた」ではデジタルスタンプラリーを開催。スタンプを集めて、展覧会公式グッズも当たります!ぜひご参加くださいね!





