大桑城跡
おおくわじょうあと
15~16世紀に巴川と大桑川の合流地点の高所に築城された山城で、城主は川合弥十郎と伝えられています。城主は平時には麓の居館に過ごし、戦時にはこの城で指揮を執っていたと思われます。戦国時代に大桑城の周辺は甲斐の武田氏が三河や遠江に進出する為に、城郭の攻防が行われていました。「東照軍鑑」には1550年に駿河の今川義元に従わない者の中に、川合弥十郎の名前が記述されています。1565年に徳川家康が大沼、田代へ出陣した際に川合弥十郎を引き付けて帰陣したとあります。1571年に武田氏が25000の軍勢で足助城や大沼城、田代城を攻め落としたとされ、この際に大桑城も落城したと考えられています。現在では主郭の虎口、土橋、空堀、土塁が残され見どころとなっています。
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全12城コンプリートすると徳川軍が旗印として用いた文字が現れる・・・
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【価格】500円(税込)/1枚
所在地 | 豊田市神殿町 |
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料金 | 無料 ※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください |
営業日・時間 | 終日 |
電話番号 | 0565‐90‐2602 下山商工会 |
定休日 | なし |