八十八夜ととよたのお茶
掲載日:2020年5月1日(金)
八十八夜は農家にとって大切な日
「夏も近づく八十八夜~♪」という「茶摘」の歌詞がありますが、この八十八夜とは立春を起算日として88日目のことを指しています。農家にとって八十八夜は植え付け、種まきの目安となる日。この時期は、朝の冷え込みが落ち着き、霜がおりなくなるころですが、ときには八十八夜を超えても年によって冷え込みが強くなることもあり、油断ならない時期でもありました。これを踏まえてもう一度「茶摘」の童謡を聞いてみると…八十八夜を迎えた喜びが、爽やかに表現されているようにも聞こえてきませんか。
知られざる茶どころ・豊田市
豊田は茶どころとしても歴史があり、てん茶では生産量が西尾市に次ぐ県下2位の産地。都市近郊の平坦地では、主にてん茶・かぶせ茶の栽培を、中山間地では、病害虫の少ない涼しい気候を生かし、多くが有機栽培の特長ある茶作りをしています。八十八夜の時期に摘んだ新芽のお茶(新茶・一番茶)は、苦味成分が少なく、爽やかで甘みが強い茶となります。
また、冬の間に貯めこまれた栄養が一番豊富に含まれており、飲めば長生きできるといわれています。
今年2024年の八十八夜は5月1日。茶摘みを思い浮かべながら、新茶を味わってみませんか。
○高香園
高香園では、自然仕立ての手づみ深むし茶、手づみ抹茶などの日本茶を自園栽培・加工・販売まで一貫して行い、美味しい日本茶をお届けしています。手摘み抹茶を使ったお菓子との相性も抜群なのでぜひ一緒にご賞味ください!
○いしかわ製茶
天候不順と新型コロナウイルスの関係でお茶摘み体験は行っておりませんが、新茶作り始まっています。
高品質のとよた茶をアピールするため今年も良品を品評会に出せるよう励んでいます。目指すは農林水産大臣賞です。
皆様にも素晴らしい品質のとよた茶を味わっていただきたいです。
○碧園 お茶の純平
昨年より少し早い4月30日から新型コロナウイルス感染症対策を施したうえ、新茶摘み・製茶を始めました。お茶の老舗「碧園 お茶の純平」より厳選した一番新茶を皆様にお届けします。旬の味をぜひお楽しみください!