登山に温泉、名古屋近くで自然を感じる旅 in 猿投
掲載日:2021年10月19日(火)
長久手からグリーンロードで約20分。名古屋から車で約40分という、市街地からそう遠くない場所に位置する豊田市猿投エリア。
「自然豊かで歴史が古く、由緒正しき土地」というイメージですが、それだけではありません。大人も子どもも夢中になれる、そんな豊田市猿投エリアの楽しみ方をご紹介します!
【コースの内容】
(1)猿投神社 → (2)猿投山・ハイキング → (3)猿投温泉・日帰り温泉&昼食 → (4)フフラ ベリーガーデン
7:00 猿投神社
猿投山への登山道の入り口に、悠久の歴史を持つ神社が鎮座しています。
この神社の祭神は大碓命(オオウスノミコト)。日本古代史上の伝説的英雄、ヤマトタケルノミコト(小碓命)の双子の兄と言い伝えられています。朝の清々しい雰囲気の中、鳥のさえずりや木々の囁きに耳を傾け、ゆったりと参拝していただくのがおすすめですよ。
入口から本殿に向かって長く奥行きのある杉木立の参道は、三河国の三宮たる格式を感じます。(一宮は砥鹿神社、二宮は知立神社)
猿投神社で毎年10月の第2土・日曜日に行われる猿投祭りでは、郷土芸能「棒の手」も披露されます。「棒の手」は県指定無形民俗文化財にも指定されており、棒や刀、槍、鎌などを打ち合わせる勇壮な農民武芸です。
神社といえば、神社ごとに異なる絵馬は注目ですよね。
猿投神社の絵馬は珍しい「鎌」を模った形をしています。この鎌の面白いところは「左利き用」になっていること。猿投神社では左鎌を奉納する習わしがあります。これは、御祭神・大碓命(オオウスノミコト)は左利きであったと言われており、左鎌を用いてこの地を開拓されたことを慕ったことが起こりとされています(諸説あり)。
拝殿の奥には滝もあり、近くは空気が澄んでいて厳かな空気に包まれています。
黄色い鳥居
参道には朱色の鳥居が建っていますが、車が行き交う道路脇には大きな黄色の鳥居があります。金運アップを想起するご利益のありそうな色ですね!
参道から少し離れているので、気が付かない人も多いのだとか。是非見つけてみてください!
7:30 猿投山 ハイキング
参拝を終えたら、猿投山へ向かいます!
境内を出た駐車場のすぐわき道から登山道へとつながっていますよ。猿投山は低山で、東海自然歩道として整備されているので登山初心者やご家族でも気軽にハイキングを楽しめる人気スポットです。往復で3〜5時間程度と日帰りハイキングに最適。
※画像左から登山道、展望台、頂上からの景色
古より霊山として崇められている猿投山、アウトドアスポットとしてもパワースポットとしても注目です!
※駐車場やマップについては下記スポット詳細をご覧ください。
12:00 猿投温泉 日帰り温泉&昼食
ひと汗かいた自分へのご褒美に、最高の泉質の温泉で体を回復!
猿投温泉の泉質は、東海三県で唯一『医者がすすめる奇跡の温泉』に選ばれた、希少な100%天然ラドン泉。飲泉許可を受けており、飲泉では痛風、消化器病、糖尿病、高血圧等に効果を発揮するともいわれているそうです。
猿投温泉では食事処「飲食食堂」も併設しているのでこちらでランチまで楽しめます。お蕎麦やうどんなど麺類の他、丼もの、定食などメニューも豊富です。
※写真は宴会・団体プランのお食事です。メニューは猿投温泉 公式サイト(外部リンク)をご覧ください。
15:00 フフラ ベリーガーデン
ランチの後は、ブルーベリーカフェへ出かけてみてはいかがでしょう。
今シーズンのブルーベリー狩りは終わってしまいましたが、カフェではブルーベリースムージーなどのスイーツを楽しめる他、お土産用にジャムやお酢、パック詰めのブルーベリーの販売もあります。
※お土産は数量限定ですので、ご予約がおすすめです。
※生果は、生育状況により販売がないこともあるそうです。
ブルーベリー狩りについて
【時期】例年6月上旬~8月中旬(生育状況により変更)
【料金】大人2,000円、小学生1,500円、園児800円
【所要時間】無制限(土日祝の混雑時に制限を設ける場合がございます)
大人も子供も大好きなブルーベリー。美味しくて、体にもよい「ブルーベリー」をぜひ満喫してください。
モモの里について
猿投地区は「モモの里」と呼ばれ、モモの収穫量は県下有数を誇ります。春には山麓一帯にモモの花が咲き誇り、桃源郷のような世界が広がります。
夏だけでなく四季折々の見どころがあるので、チェックしてみてくださいね。
猿投のフルーツについて
猿投には、モモ、ナシ、イチゴといった、旬のフルーツ狩りや、お土産の購入場所もあります。
ぜひ立ち寄ってみてくださいね。