カタクリ群生
かたくりぐんせい
3月中旬, 3月下旬
香嵐渓のカタクリの花
香嵐渓のカタクリの花は、香嵐渓の飯盛山の北西向き斜面の約5,000㎡に群生地があります。
例年開花は、3月中旬頃で3月下旬まで見られます。(その年によって早まることもあります)
カタクリの花は、花が咲くまでに7~8年かかるといわれており、香嵐渓では昔から自生していたものを保護・育成した結果、現在の大きさになりました。3月下旬の暖かい日に一気に開花し、天気の悪い日や、夜には花を閉じてしまいます。
ぽかぽか陽気の日には、早春の香嵐渓を散策してみませんか?カタクリの花と同時期にキクザキイチゲも開花します。
他にも、ヤマルリソウ、ニリンソウ、ナベワリ、ヒトリシズカなど春の香嵐渓は楽しみがいっぱいですよ。
万葉集 大伴家持の一首にもこの花の名前が詠まれています。
『もののふの 八十娘子らが汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花』
この「堅香子」は、カタクリの古名です。長い冬が終わり、待ちわびた春の訪れとともに咲き始めた堅香子の花に、家持も魅せられたのでしょう。
花の姿が可憐で、スプリングエフェメラル(早春の妖精)ともいわれる彼女たちに是非会いにきてください♪
花が綺麗に開くのは13:00頃です。また、雨や曇りの日・温度の低い日は1日つぼんだままです。そんな日は受粉を助けてくれる昆虫も活動しないためで、花を閉じたままで休養していると言われています。
無駄な体力は使わないという植物たちの知恵ですね。
所在地 | 〒444-2424 豊田市足助町 |
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電話番号 | 0565-62-1272(豊田市足助観光協会) |
駐車場 | 有料・香嵐渓駐車場(約670台)500円 |
トイレ | 有 |
開催場所 | 香嵐渓 |
開催時期 | 3月中旬から下旬 ※その年の気候によって見頃が変わります |
公共交通機関での アクセス方法 |
◎名鉄豊田線「浄水」駅より、とよたおいでんバスさなげ足助線(百年草行)に乗換え、「香嵐渓」バス停下車。徒歩すぐ ◎名鉄三河線/豊田線「豊田市」駅より、名鉄バス矢並線(足助行)に乗換え、「香嵐渓」バス停下車。徒歩すぐ ◎名鉄本線「東岡崎」駅より、名鉄バス岡崎・足助線(足助行)に乗換え、「香嵐渓」バス停下車。徒歩すぐ ※ 東岡崎経由でのお帰りのバスの便は、平日19:00以降はありませんのでご注意ください |
車でのアクセス方法 | ◎猿投グリーンロード「力石IC」より約15分 ◎東海環状自動車道「豊田勘八IC」より約20分 |
関連サイト | 豊田市足助観光協会 公式サイト「カタクリ群生地」詳細ページ |