カタクリ群生
かたくりぐんせい
3月中旬, 3月下旬, 4月上旬
香嵐渓のカタクリの花
香嵐渓のカタクリの花は、香嵐渓の飯盛山の北西向き斜面の約5,000㎡に群生地があります。
例年開花は、3月中旬頃で4月上旬まで見られます。(その年によって早まることもあります)
カタクリの花は、花が咲くまでに7~8年かかるといわれており、香嵐渓では昔から自生していたものを保護・育成した結果、現在の大きさになりました。3月下旬の暖かい日に一気に開花し、天気の悪い日や、夜には花を閉じてしまいます。
ぽかぽか陽気の日には、早春の香嵐渓を散策してみませんか?カタクリの花と同時期にキクザキイチゲも開花します。
他にも、ヤマルリソウ、ニチリンソウ、ナベワリ、ヒトリシズカなど春の香嵐渓は楽しみがいっぱいですよ。
万葉集 大伴家持の一首にもこの花の名前が詠まれています。
『もののふの 八十娘子らが汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花』
この「堅香子」は、カタクリの古名です。長い冬が終わり、待ちわびた春の訪れとともに咲き始めた堅香子の花に、家持も魅せられたのでしょう。
花の姿が可憐で、スプリングエフェメラル(早春の妖精)ともいわれる彼女たちに是非会いにきてください♪
花が綺麗に開くのは13:00頃です。また、雨や曇りの日・温度の低い日は1日つぼんだままです。そんな日は受粉を助けてくれる昆虫も活動しないためで、花を閉じたままで休養していると言われています。
無駄な体力は使わないという植物たちの知恵ですね。
所在地 | 〒444-2424 豊田市足助町 |
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電話番号 | 0565-62-1272(豊田市足助観光協会) |
駐車場 | 有料・香嵐渓駐車場(約670台)500円 |
トイレ | 有 |
開催場所 | 香嵐渓 |
開催時期 | 3月中旬から4月上旬 ※その年の気候によって見頃が変わります |
公共交通機関での アクセス方法 |
【名古屋方面から】 ・地下鉄東山線「名古屋」駅から「伏見」駅で地下鉄鶴舞線へ乗換え「赤池」駅で名鉄豊田線へ相互乗り入れで名鉄「豊田市」駅下車。 ・名鉄「名古屋」駅から名鉄名古屋本線「知立」駅で乗換え、名鉄「豊田市」駅下車。 ・JR「名古屋」駅からJR中央本線「高蔵寺」駅で乗換え、愛知環状鉄道「新豊田」駅下車。 ※「豊田市」駅、「新豊田」駅からのアクセスは「のりかえ&運賃検索」をご利用ください。 ※豊田市内の公共交通機関「のりかえ&運賃検索」はこちら(外部リンク)>>からご覧ください。 |
車でのアクセス方法 | 猿投グリーンロード「力石IC」から約15分 東海環状道「豊田勘八IC」から約20分 |
関連サイト | 豊田市足助観光協会 公式サイト「カタクリ群生地」詳細ページ |