2026年7月18日(土) ~ 9月23日(水)
境界に立つとき、心が動き出す。
20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエス(1917-2009)。
第二次世界大戦後に脚光を浴びたアメリカ抽象表現主義、ネオ・ダダ、ポップアートといった動向から距離を置き、ひたすら自分の身近な人々と風景を描き続けました。その作品は眼前にある情景の単なる再現描写にとどまるものではなく、作家自身の精神世界が反映されたものとなっています。それは、ごく個人的な対象を描きながら結果として、多くの人の心に届く普遍性を獲得しているのです。
彼の作品には、窓やドアなど、ある種の境界を示すモティーフが数多く描かれます。境界は、西洋絵画史のなかで古くから取り上げられてきたテーマですが、ワイエスにとってはより私的な世界との繋がり、あるいは境目として機能しています。
本展は、その境界の表現に着目して、ワイエスが描いた世界を見ていこうとするものです。
見どころ
【1】ワイエスの没後、日本初となる待望の回顧展
1974年に東京と京都で33万人を集めた日本で最初の個展以来、1995年、そして2008~09年にもワイエスの展覧会が開催され、日本でのワイエス人気は不動のものになりました。本展はワイエス没後はじめてとなる、17年ぶりの日本国内待望の展覧会となります。
【2】テーマは「境界」。アンドリュー・ワイエスの精神世界へ
ワイエスの作品には窓や扉など、「境界」を示すモティーフがたびたび表れます。それらはワイエスにとって生と死、画家自身の内面と外の世界とをつなぐものだったと考えられます。本展では「境界」に着目し、彼の作品世界を見つめ直します。
【3】日本初公開となる作品多数
ホイットニー美術館(ニューヨーク)の《冬の野》(1942年)、フィラデルフィア美術館の《冷却小屋》(1953年)、フィルブルック美術館の《乗船の一行》(1982年)をはじめ、10点以上が日本初公開。あらためてワイエスの魅力にふれる機会となるでしょう。
関連イベント
高橋館長によるギャラリートーク
【日時】7月18日(土)、7月24日(金)、8月4日(火) 各日15:00~
【会場】展示室8
【定員】20名(申込不要)
対談「ワイエスのアメリカ:アートと歴史の対話」
【日時】7月19日(日) 14:00~15:30(予定)
【会場】美術館講堂
【講師】貴堂 嘉之(一橋大学大学院教授)
※ 聞き手:高橋 秀治(豊田市美術館館長)
【定員】170名(申込不要、聴講無料)
講演会「ワイエス、境界を通して(仮)」
【日時】7月26日(日) 14:00~15:30(予定)
【会場】美術館講堂
【講師】高橋 秀治(豊田市美術館館長)
【定員】170名(申込不要、聴講無料)
基本情報
| 所在地 | 〒471-0034 豊田市小坂本町8-5-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0565-34-6610 |
| 料金 | 一般1,900円/高校・大学生1,200円/中学生以下無料 [オンライン限定平日早割券]一般1,500円 ※ オンライン限定平日早割券は7月21日(火)~8月7日(金)の平日のみ使用可(7月20日は使用不可) ※ オンラインチケット・前売券及び20名以上の団体は当日窓口料金から200円割引 ※ 本チケットで美術館本館のコレクション展及び髙橋節郎館の展示もご覧いただけます ※ 高校・大学生の方は、学生証をご提示ください ※ その他観覧料の減免対象者については、豊田市美術館公式サイトをご確認ください |
| 駐車場 | 無料 乗用車248台、大型バス7台、障がい者用(一般駐車場内3台、関係者用駐車場2台) ※ 豊田市博物館の駐車場もご利用いただけます 【博物館駐車場】 無料 乗用車150台、大型バス5台、障がい者用 10台 |
| 営業日・時間 | 10:00~17:30(入場は17:00まで) |
| 定休日 | 月曜日(ただし、7月20日、9月21日は開館) |
| トイレ | 有 |
| 開催場所 | 豊田市美術館 |
| 開催時期 | 2026年7月18日(土)~9月23日(水) |
| 公共交通機関での |
◎地下鉄「名古屋」駅から「伏見」駅で地下鉄鶴舞線豊田市行き終点下車。徒歩で約15分 ◎名鉄「名鉄名古屋」駅から「知立」駅で三河線に乗換え、「上挙母」駅下車。徒歩約20分(「豊田市」駅下車の場合は徒歩約15分) |
| 車での |
◎東名高速道路「豊田IC」から約15分 ◎東海環状自動車道「松平IC」から約15分 ◎東海環状自動車道「豊田東IC」から約20分 |
| 関連サイト |
豊田市美術館 公式サイト 展覧会「アンドリュー・ワイエス展」詳細ページ
展覧会「アンドリュー・ワイエス展」特設サイト |

















