隨應院
ずいおういん
蓮の隠れ名所
隨應院は、徳川家康初陣の地(当時は松平元康と名乗っていた)として有名な地に立つ浄土宗のお寺です。寺部は鑓の半蔵で知られる渡辺守綱(尾張徳川家の家臣)の領地で、ここには渡辺家の夫人の墓所があります。渡辺家自体はすぐ近くの守綱寺が菩提寺です。
隨應院には住職が30年ほど前に、ある知人のお寺で見た蓮の花に惚れ込まれ、本山の知恩院より紅白の蓮の花を1鉢ずつ株分けされたことがきっかけになったそうです。表門から本堂前の中門へ続く参道の両脇に、ずらりと並べられた鉢植えの蓮の花がお出迎えをしてくれます。その他にも本堂や鐘撞堂の周りに置かれていて、お寺全体では約350品種・約400鉢の蓮が植えられているそうです。
所在地 | 〒471-0017 豊田市寺部町4-31 |
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蓮の花の見頃 | 6月下旬から8月頃まで |