西広瀬城跡
にしひろせじょうあと
西広瀬城跡は、矢作川右岸の標高約100mの尾根の先端に築かれています。集落との比高は約30mで、北西部は尾根続きとなっていますが、他は平地に囲まれ、東側には飯野川が南北に流れています。付近は織豊期に尾張領とされた高橋郡域、もしくは尾張領高橋郡と三河国の境目近くとなっていたと考えられています。
城主について残された資料は少ないですが、「三河国二葉松」には織田信長家臣の佐久間信盛の兄弟である佐久間左京亮などの名前が残ります。築城及び廃城時期については不明です。
城の周辺には、廃線ウォークが楽しめる三河広瀬駅、地域の伝統漁法「やな漁」の雰囲気を体験できる広瀬やな(夏季のみの営業)、南東約300mには、松平元康(徳川家康)が攻め落としたと伝わる東広瀬城などの観光スポットもあります。
※ 西広瀬城の主郭方面へのルートは、倒木が多く、足場の悪い通路となるため、進入はお控えください。
所在地 | 〒470-0309 豊田市西広瀬町西前 |
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料金 | 見学無料 ※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください |
営業日・時間 | 終日見学可 |
電話番号 | 0565-32-6561(豊田市文化財課) |
駐車場 | 無し |
トイレ | 無し |
定休日 | 無し |
公共交通機関での アクセス方法 |
◎名鉄 三河線・豊田線「豊田市」駅から とよたおいでんバス 旭・豊田線 小渡行に乗車「広瀬」下車。 ◎名鉄 三河線「猿投」駅から とよたおいでんバス さなげ足助線 百年草行に乗り「広瀬」下車。 |
車でのアクセス方法 | ◎猿投グリーンロード「枝下IC」より約5分 ◎東海環状自動車道「豊田勘八IC」より約8分 |