親子で過ごす「ラーケーションの日」in 豊田市
ラーケーション=Lerning(学び)+Vacation(休暇)
今年から始まった「ラーケーションの日」を家族と一緒に思い出に残る一日にしよう!
豊田市には、自然をはじめ文化施設や史跡など家族と一緒に楽しく過ごせるスポットがたくさんあります。
おススメのスポットを紹介していますので、活動場所の参考にしてください。
「ラーケーション」は、英語で学習を意味する「learning」と休暇の「vacation」を組み合わせた造語で、子どもが休暇中の保護者とともに校外での学習活動を楽しむという意味が込められています。
ラーケーションを取得したい希望日に営業(開館)していない施設等もあります。
学校に申請する前に、施設等に営業(開館)時間の確認、又は事前予約をお願いします。
■史跡めぐり
松平郷
まつだいらごう
松平郷は徳川家のルーツといわれている松平氏の発祥の地。
ここには松平東照宮をはじめ、初代親氏をまつる高月院、松平城址など松平氏ゆかりの史跡が多く残っています。植物も多く自生しており、春はサクラ、初夏にはハナショウブやアジサイ、秋にはハギや紅葉など、四季を通じてさまざまな自然の風景を楽しむことができます。
大給城跡
おぎゅうじょう
大給城は、1400年代から1500年代後半にかけて、軍事的に重要な役割を果たした大規模な山城と言われています。松平家初代の親氏が領した「松平郷」の中心部から西へ約3km、豊田市や西三河の平野部を望む標高約200mの山上に位置し尾張地方まで遠望できます。
この城は、2つの主要道路と川が交差する場所を見渡せる所に位置し、山腹に掘られた空堀で守られ、また、虎口と呼ばれる入口には土塁が設けられ、侵入者を見下ろせるようになっており、今でもその一部が残っています。巨大な岩の間を縫うように続く道の両側の石垣には見張り台が設置されており、自然の要塞として利用されていたようです。
天正18年(1590年)に廃城になったとされる大給城は、比較的よく保存されており、天守閣や高い石垣が普及する以前の日本の城の姿を知ることができます。
■職業体験
豊田煙火
とよたえんか
家族で学べる花火職人体験。工場見学、模擬玉作りを通して打ち上げ花火の仕組みを学べます。どうやって、花火は高く打ちあがるのか、どうやっていろんな花火をデザインするのか。子どもはもちろん、大人も学べる「へぇ~」が満載の体験です。
体験の最後には法被を着て花火師になりきって写真撮影!
■農業体験
足助みたち栗園
あすけみたちくりえん
愛知県で唯一、栗拾いが楽しめる栗園です。春には、わらび狩りも楽しめます。
東京ドーム5個分の広々とした敷地で、自然の中でウォーキングを楽しみながら体験できます!
小さななお子様が楽しめる遊具も用意しているので、家族でのお出掛けにもぴったりです。
■自然体験
猿投山
さなげやま
猿投山は豊田市と瀬戸市にまたがる標高629mの山。麓にある猿投神社の本社、山中の東の宮と西の宮は「猿投三社大明神」と呼ばれ、古くから霊山として崇められています。
また、白山や御嶽山を遠望できる猿投山山頂、御舟石などの巨岩巨石、トロミル水車など、見どころもたくさん。
東海自然歩道として登山道や駐車場も整備され、登山初心者やファミリーも気軽にハイキングを楽しめる人気スポットです。
■芸術・創作活動
豊田市博物館
とよたしはくぶつかん
2024年4月26日に豊田市に新しい博物館が誕生。
「みんなでつくりつづける博物館」をコンセプトに、市民のみなさんと一緒に考え、つくり、成長しつづけていく博物館をめざします。
豊田市美術館
とよたしびじゅつかん
かつて「七州城」のあった丘の上の豊田市美術館は、近代~現代の国内外を問わず、幅広い所蔵品が集められています。
また、美術館の建物は建築家・谷口吉生氏の代表作の一つとされています。館内には、講演会やコンサートなどを行う講堂、ライブラリーをはじめ、テラスを見ながら食事・喫茶が楽しめるレストラン、美術に関する書籍や様々なグッズが並ぶミュージアムショップなどの施設があります。
和紙工芸体験館
わしこうげいたいけんかん
小原和紙は、植物の繊維を染色したものを絵の具がわりにして、紙をすきながら絵を描く、小原地区特有の美術工芸。
この小原和紙工芸の魅力を伝える工房が、和紙工芸体験館です。ここでは「絵すき」「字すき」「葉すき」「うちわ」「壁掛け」を制作できます。また、小原和紙工芸講座を開催しており、本格的に小原和紙工芸に取り組むことができます。
ウッディーラー豊田
うっでぃーらーとよた
2つの体験が可能。1つ目は、親子でDIY体験として、豊田市の木材を使った時計作りや、ドイツ発祥の楽器リュールシロフォン(円形木琴)作り。
木の知識、工具の使い方など、基本から知ることができ、完成したものは持ち帰ることができます。
もう1つは、豊田市の森から採取した天然のヒノキ、スギ、クロモジの枝葉を蒸留して、エッセンシャルオイルの抽出。
3種類のオイルを調合し、無水エタノールを合わせたらフレグランスのできあがり。
さわやかな香りが広がる、ミニディフューザー(ヒノキ)のおみやげ付き。
とよた科学体験館(豊田産業文化センター)
とよたかがくたいけんかん(とよたさんぎょうぶんかせんたー)
豊田産業文化センターは、産業・文化の振興と交流の場を目的とした施設。センター内にあるとよた科学体験館では、科学体験、ものづくり体験、プラネタリウム鑑賞ができ、科学を楽しく学ぶことができます。また収容人数が約200人の小ホール、多目的ホールの貸出も行っており、講演会や展示会などに利用することができます。(有料)